暮らしのサポート

【実話】一人暮らしの高齢者をほっとけなかった話~その後

以前関わりを持った一人暮らしの高齢者が、その後どうなったのか?
対応してくださった支援センターのお話や、お店のお客様としてのその後の関わりについてご報告。

※身ばれ等防止のため、一部フェイクあります。

この記事でわかること

・包括支援センターの関わり
・その後の一人暮らし高齢者の生活

前回までのお話

いくつかの関わり

包括支援センター

包括支援センターでは、こういった地域からの情報とは別に、定期的に担当エリアを巡回し地域の高齢者へ声をかけたり様子を見たりと、働きかけを行っているそうです。
その活動のひとつとして、相談した高齢者男性のご自宅にお声かけ行くとのことでした。

地域包括支援センタースタッフ

実は、あれから高齢男性宅を訪問させていただいてわかったことなんですが、
男性には、生活全般をサポートしてくださる方がいらっしゃいました。
ですので、その生活をサポートしてくださる方へお話させていただきました。

個人情報保護の観点で、多くのことは話せないと前置きがあった上で少しだけ教えてくださいました。

生活をサポートしてくださる方から「時間はかかるかもしれないが、改善していきたい」とお返事があったそうです。

当店のお客様としての関わり

高齢のお客様は2ヶ月~3ヶ月に1回程度、当店から消耗品などを購入くださっています。
配達のついでに、何かやることがないかお声かけさせていただくようにしています。

基本的には、今までと変わらないお付き合いをさせていただいています。

関わりからの変化

変化はありました。

尿臭がなくなる

支援センターへ相談してから半年ほど時間はありましたが、尿臭はなくなりました。
寝室には、尿取りパット類が見当たらなくなり、ポータブルトイレ内も清潔に保たれていました。

寝室が2F→1Fへ移動している

この変化が一番大きかったのではないかと思います。
ゴミの処理や清掃がしやすく「ポータブルトイレを使わなくてよくなった(本人談)」と話されていました。
どのような経緯で、寝室を変えたのかまではわかりませんでしたが、ご本人が納得しておられることはわかりました。

まとめ

地域包括支援センタースタッフ

今回、支援センターではあまりお役にたてませんでした。
ですが、お声かけや現状を知る上では、記録に残り、
長い目で見ると、良かったと思います。

私は、包括支援センターで全てを解決していくものだと思っていたので、こういった形での解決があって驚きました。
悪い意味ではなく、それぞれの生活や環境にあわせた解決方法だと感じました。

ケアマネージャー

全てが良い風に解決できるわけじゃないよ。

地域包括支援センタースタッフ

なかなか解決できないこともたくさんあります。

解決できなくても関わりを継続的に持つことに意味があると知人ケアマネに言われ

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かるび

解決!解決!
じゃなくて、その時々で丁寧に関わりを持つようにしようと思いました。

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かるび

現場実績20年以上の介護福祉士です。
現在は、街の電気屋さんへ転職し高齢のお客様を中心に出張サービスをしています。
購入していただいた家電の使い方サポートや暮らしの相談をしています。
中学生男子を持つ一時の母です。

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