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【認知症予防につながる!!】歌で季節を感じよう♪

今年の夏もとーーーっても暑かった🥵ですが
どう過ごされていましたか?

1日にどれくらい人と話していましたか?
運動不足になっていませんか?

暑くて外出しづらかった夏🌻
外に出る機会が少なく、人との会話も少ない💦

話す機会が減ってしまうと
過ごしやすくなった今、散歩に出て人と会っても

お悩み中のDさん

言葉がスッと出てこなくなって…

お悩み中のBさん

楽しく歩いていても、すぐ息切れしちゃうのよね…

お悩み中のEさん

最近物忘れがひどくなった気がする!!


そんなことになりかねません😱


今回はそんな不安がよぎったあなたへ🎁

❝ 季節の歌 ❞を歌う、聴くという習慣が
認知症予防や介護予防につながる
そんなお話です🌈

認知症のはじまり!?見当識障害とは?

認知症の症状の中で
時間や場所、人を認識したり、
理解する能力が
低下するというものがあります。

それを、見当識障害と言います。

こんな経験ありませんか?

・昼なのに、朝刊を取りにポストを見に行く
・散歩をしていたら、家がわからなくなってしまった
・家族や自分、知り合いなどがわからなくなってしまう

例えば、こんなことです。
これらは、時間、場所、人が
わからなくなったために起きてしまったことです。

高齢になって、1人暮らしや家で過ごすことが長い生活をしていると
メリハリが減って、時間や場所を
あまり認識することなく
日常生活を送る方が多いです。

そうすると、認知症になりやすくなってしまいます。
この記事では、見当識障害の中でも、
❝ 時間 ❞に注目していきます⏰

歌は季節を感じるのにピッタリ💡

歌は季節の情景を歌詞にしたものがたくさんあります。

季節を感じることで、❝ 時間 ❞ に目を向けて
認知症予防につなげたいと
私も音楽療法の中で季節の歌は積極的に取り入れています♪

歌詞を読み、歌を歌い、日本ならではの
四季のすてきな情景を感じることができますよ✨

歌詞から季節を感じよう!

日本の古くからある、童謡、唱歌の歌詞には
日本の四季に関する言葉はたくさん出てきます。

春なら、桜を始めとして、菜の花やチューリップ、すみれやれんげなどの
たくさんのお花が出てきます🌸🌷

夏はなら海🌊。
秋なら栗🌰や紅葉🍂、秋の虫🦗。
冬は雪❄や木枯らしという言葉。

他にも、お正月🎍、ひまなつり🎎、
こいのぼり🎏、七夕🎋などの
季節の行事にもそれぞれ歌があります。

ショッピングセンターなどを歩いていると
ずいぶん早い時期からBGMとして流れていて
❝ もうそんな時期なんだね ❞という会話をする方も少なくないはずです。

メロディからも季節を感じませんか?

音楽の感じ方なので、個人的な考えも入っています。
感性は人それぞれなので、あなたの感じ方を大切にしてください。

その上で、私が感じていることをお話します。

明るくてやさしい雰囲気の歌が多い春🌸。
明るくて勢いのあるメロディが多い夏🍉。
少し暗く、どこかもの悲しい雰囲気を感じる秋🍠。
寂しさすら感じる暗めのものが多い冬☃️。

私はこんな風に感じます。

9月に入った頃のこと…

子どもたちとNHKの
❝ おかあさんといっしょ ❞ を観ていた時に
夫がふとこんなことを言いました。

「なんか今日、寂しい歌多くない?」

その頃はまだ猛暑でしたが、
9月に入ったから、
もう秋っていうことなんだね!
そんな話をしました。

子ども番組はとてもわかりやすく
季節の歌を取り上げていて、
私も子どもたちにも話しやすいです。

歌で手軽に季節を感じよう♪

私が音楽療法をする中で
よく歌う季節の歌を
季節ごとにまとめてみました‪🌸🌻🍁❄️‬

人気なもの、歌いやすいものが
中心なので、オススメです!

あたたかく優しい春の歌🌷

明るい春の訪れを感じる歌が多い春。
春の歌と言えば、何を思い浮かべますか?

やっぱり「春がきた」でしょうか?

春の歌と言えば
春がきた (春がきた 春がきた どこにきた~)
春よこい (春よこい 早くこい~)
春の小川 (春の小川はさらさらいくよ~)
(春のうららの 隅田川~)

元気な歌が多い夏の歌🌊

夏は海を歌う歌が多いと感じます。

うみ (海は広いな大きいな~)
(松原遠く 消ゆるところ~)
われは海の子 (われは海の子 白波の~)
花火(どんとなった花火だ きれいだな~)

少しもの悲しさを感じる秋の歌🍂

秋の歌は少しもの悲しいメロディの曲が多く
寒い冬に向かっていく雰囲気を感じる歌が多いです。

里の秋 (静かな静かな里の秋~)
小さい秋みつけた (誰かさんが誰かさんが誰かさんが見つけた~)
もみじ (秋の夕日に 照る山もみじ~)
旅愁 (ふけゆく秋の夜 旅の空の~)

暗い歌が多い冬の歌☃️

冬は薄曇りが多いように、歌の雰囲気も灰色や黒を浮かべる歌が多いと感じます。
端的に言ってしまうと、暗い歌が多い印象です。

かあさんの歌 (かあさんが 夜なべをして手袋編んでくれた~)
冬の夜 (ともしび近く 衣縫う母は~)
雪の降る街を(雪の降る街を 雪の降る街を~)
冬景色(早霧消ゆる 湊江の~)

歌いやすい季節の歌

🌷春
・春がきた
・春よこい
・春の小川
・花

🌊夏
・うみ
・海
・われは海の子
・花火

🍂秋
・里の秋
・小さい秋
・もみじ
・旅愁

⛄️冬
・かあさんの歌
・冬の夜
・雪の降る街を
・冬景色

まだまだ他にもたくさんありますが、
今回書いた特徴に沿った歌を
多く書きました。

季節を歌った歌は、本当にたくさんあるので
ぜひご自身でも外の景色を見ながら思い出してみてください♪

最後に😊

最後まで読んで下さって
ありがとうございました💗

みなさんはどう感じたでしょうか?

季節の感じ方は人それぞれとは思いますが
共通することも多かったのではないでしょうか?

季節を感じることって認知症予防に
つながりますが、
日本という国のすてきなところを見つける
きっかけにもなります✨

少し意識して過ごしてみていただけると嬉しいです🩷

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みゆ

介護関係のお仕事をして10年以上の 音楽療法士です。 お年寄りの方々と笑顔になりたくて 楽しく歌を届けています。 高齢者施設や自治体の介護予防教室などで 音楽療法をしています。 資格◇音楽療法士、介護福祉士 2児のママ

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